ストレス解消に効果的!“ヨガ”講座

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小野菜津子さん ヨーガ講師。

プロフィール/

インド中央政府科学技術省公認ヨーガ講師。全米ヨガアライアンス YogaArts Level1 Teacher Training修了。現在は木村慧心先生のもとヨーガ療法(心身の治療法)を、またチェータナ先生のもとヴェーダーンタ(ヨガの智慧)とサンスクリット 語を学び、アーサナや呼吸法、チャンティング、瞑想を重ね、日常に起こる気付きを大切に、自己の向上に努める。

インタビュー/

健康志向の強い女性の中で、ブームから日常に定着したヨガ。多くの人々を魅了するその理由は、心と体のバランスを整えるための大切な“気づき”を与えてくれるからではないでしょうか? ヨガ講師の小野菜津子先生に、心身をリラックスさせ、自分らしく心地よく生きるためのお話を伺いました。

——ストレス社会を上手に切り抜けるために

「現代社会はストレスフルな環境と言われていますが、特に日本人は仕事などで成果を求められることが多く、頑張りすぎてしまう方が多いですよね。周囲のことを気にして我慢をしていると、緊張が続いて心が疲れてしまい、気づかないうちに体を壊してしまうことも。だからこそ私たちは、日頃から自分自身と向き合うことが大切だと思います」

——“緊張”と“リラックス”のバランスが大切

「そして現代人に特に必要なのがリラックスすること。忙しくストレスの多い毎日を送っていると交感神経がフル稼働になり、心も体も常に緊張してしまいます。この状態が続くと消化器官がうまく働かないことも。ですから悩んでいる方は、体を動かして“ねじり→リラックス”“圧迫→リラックス”という風に緊張と弛緩を繰り返して、凝り固まった腸や内臓をやわらかくすることが大切です。深い呼吸は心の落ち着きをもたらし、消化を促してくれます。また私がよくやるのは、朝起きたら一杯の白湯を飲みヨガを始めること。内臓が温まり腸も動くので、おすすめの方法です」

——ありのままの自分を知るということ

「ヨーガテラピーでは、自己を見つめ直し本当の自分を知るための手段として“運動・呼吸・瞑想”を行います。例えば運動だったらヨガのポーズを通じて、体のどの部分が弱いかなどを知り、瞑想ではただ単に“無になる”のではなく“自分の考えがどうあるのか”を導きだします。最終的には自分の中にある自由に気づき、何ものにも縛られないありのままの自己を知る。つまりヨーガセラピーは、色々なものをひも解いて行く作業でもあるのです。私はヨガを始めて“自分に優しくなった”ことを感じます。そして心身ともに整ってくると何事にも感謝できるようになり、優しく穏やかな気持ちで毎日を過ごすことができるようになりました。もしも皆さんが、体調がすぐれなかったり、心がすっきりしないことがあったとしたら、そういう時はほんの少しでもいいので、心や体から発せられる信号をキャッチしてみてください。まずは自らが自身をケアしてあげることが、問題解決の近道になるはずです」

おなかの美容に効果的!“ヨガ”講座

【ポーズ1】

1-1

① 仰向けの姿勢で、息を吸いながら右膝を抱える。

腹部の圧迫と股関節の伸びを意識する。〈5回呼吸〉

1-2

②息を吐きながら抱えた右膝を左手で左側に倒す。

その際、右腕は肩の高さに伸ばし、顎を右肩に近付ける。

腰やウエスト、胸、肩、首の伸びを感じながら行う。〈10回呼吸〉

1-3

③ゆっくりと膝を戻し、今度は右膝を右側に倒してリラックスする。〈5回呼吸〉

1-4

1-5

④反対側も同様に、息を吐きながら抱えた左足を右手で右側に倒す。

その際、左手と顔は反対側に向けたら、ゆっくりと元の位置に体を戻す。

ポイント☆ポーズ後は、圧迫していた内臓が解き放たれる感覚を意識する。

【ポーズ2】

2-1

①仰向けの姿勢で、両腕を身体に沿わせて手のひらを下へ向ける。(写真2-1)

2-2

②息を吸いながら、両脚を伸ばしたまま床からゆっくりと持ち上げる。(写真2-2)

2-3

③手で床を押し腹筋を使ってお尻・腰を床から持ち上げ、手のひらで腰を支えます。

〈5回呼吸〉(写真2-3)

※余裕のある人は、さらに足先を天井へ伸ばしていきます。〈5回呼吸〉(写真2-4)

2-4

④足先を天井へ伸ばして、5回ほど腹式呼吸をする。(写真2-4)

2-5

⑤背骨を一本ずつ床につけるイメージでゆっくりと足を下ろす。(写真2-5)

ポイント☆

顔は天井に向け、首が痛かったら首の下にブランケットを敷く。

首に疾患のある方や、生理中はこのポーズは控える。

【ポーズ3】

3-1

① 仰向けの姿勢で、膝を折り足の裏をつける。(写真3-1)

3-2

② お腹にたっぷりと空気を入れながら、10回ほど腹式呼吸をする。(写真3-2)

ポイント☆腹式呼吸がしやすい姿勢なので、

腸をマッサージするイメージでゆっくりと呼吸する。

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小野菜津子

インド中央政府科学技術省公認ヨーガ講師。全米ヨガアライアンス YogaArts Level1 Teacher Training修了。現在は木村慧心先生のもとヨーガ療法(心身の治療法)を、またチェータナ先生のもとヴェーダーンタ(ヨガの智慧)とサンスクリット 語を学び、アーサナや呼吸法、チャンティング、瞑想を重ね、日常に起こる気付きを大切に、自己の向上に努める。

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